畳の裏は使っていないから、まだ使えるかな?

畳が傷んできたので、きれいにしたいと相談を受けました
その時にお客さんが、裏はまだ使っていないからまだ使えるかな?でした
畳が傷んできれいにしたいと思うほどですから、たぶんそれなりに年数が経っていると想像ができます
話しを聞いていくと、20年以上経っているようです。
そうなると、畳を裏返しすることはおすすめしません。
でも、まだ裏は使っていないから、まだ使えるんじゃないかというんです
確かに、今まで使っていた表面よりかは傷んでいません
でも、20年も使っていれば裏側もそれなりに傷んでいます
裏返しをしたといても、それなりにきれいにはなります
しかし、数年で傷んでしまうようではおすすめできません
また、どんな畳おもてを使っているかわかりませんしね。
当店が新畳や表替えをしていれば、どんな畳おもてを使っているのかわかるので、裏返しをおすすめすることもあります
裏返しはそれなりにいい畳おもてを使っていないときれいにじゃないですからね

畳を裏返ししたらこんなに色が変わるんです
いい畳おもては畳おもてが分厚いので裏に影響がでないので裏もとってもきれいなんです

それで、畳の表面の畳おもてだけを新しくする、表替えをおすすめしました
でも、どうも表替えがどういうものなのか理解ができていないようです
新しくするというと、畳そのものを新しくすることのように思っているようです

もしかすると、畳そのものを裏に返して使えると思っているのかもしれません。
たまに裏が使えるんじゃないかと、裏にしてみたらビニールが張ってあったと聞くことがあります
畳の裏返しとは上記のように畳おもてを裏に返して張り直すことをいいますので、畳そのものを裏返すわけではないんですよね

で、そのお客さんと話しをしていても、平行線だったのでお伺いして、今の畳を確認することになりました
畳そのものを新しくする、新調をしないといけないのか
畳どこはそのまま使って、表替えができるのか判断します


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