畳の表替えの当日はどうしたいいのか
初めて畳の思え替えをする方へ
畳を表替えをする当日ってどういう流れになるのかわかりませんよね。
でも、そんなに身構えることはありません。
畳の表替えのご依頼を受けて、お見積もりに伺います
使う畳おもてや、畳ベリを決めて、いつするかの日にちを決めます。
そして、迎えた畳の表替えの当日です。
その前にぜひやっておいていただきたいことがあります。
タンスやテレビ台などの大きな動かせないようなものは置いたままで大丈夫です。
ただ、サイドテーブルの上に置いてあるガラスの置物などの割れやすいものは違う場所に避難させてもらうと助かります。
また、小さいものを片付けておいてもらうともっと助かります。
で、当日は敷き込まれている畳を抜きます。
もしタンスなどがあっても動かしながら畳を抜いていきます。
ここでプロの技が出ます。
タンスの下にカグスベールという道具を入れます。
すると、思ったより小さな力でタンスを動かすことができます。
そして、抜いた畳に小さめの畳を置いて、その上にタンスを置きます。
そうすることでタンスを別の部屋に移すことも、床に置くこともなく畳を抜くことができます。
そして、畳が取ってしまった床に掃除をかけます。
畳と畳の間や、畳と壁の間はホコリが結構溜まっているものです。
タンスは何年も置きっぱなしになっていることが多いので、裏はホコリがいっぱいだったり、汚れていたりしますので、拭き掃除をします。
そうしたら、畳は店に持ち帰り、表替えの作業をします。
当日仕上げの場合でも畳を引き上げた後はご自由にしてください。
敷き込むのは3~4時とかになりますのでお買い物に行ってもらっても大丈夫です。
畳がちょっと凹んでいるところがあれば、補修をします。
畳と畳や、壁と隙間がある場合は埋めるような補修をします。
そして、新しく張り替えた畳おもては染泥がついていますので、染泥を落とすための掃除機をかけて、畳専用のWAX(カビ予防と畳の艶出し)をかけます。
ここポイントです
いぐさは刈り取ってすぐに泥染めをします。
その染泥が残っています。
泥といっても小麦粉のようなものです。
掃除機をかけないでそのままにして、敷き込んで畳の上を歩いてフローリングの上をあるくと白い足跡がついてしまいます。
だから、店で染泥を落としていきます。
表替え作業が終わって、きれいになると、お宅へ持って行きます。
近くだったり、枚数が8枚くらいならば朝引き上げて、夕方に納めることは可能です。
また、使っていない部屋であれば、数日預かれるのなら丁寧に作業をいたします。
畳を元にあった場所に戻します。
元の場所に戻しても、補修をしたりするので、畳と畳の段差ができたりします。
すると畳の段差の調整をします。
これが仕上がって、畳の表替えの作業が終了です。
畳を抜くために動かしたものああれば、元に戻すお手伝いもいたしますのでお気軽に言ってくださいね。
これが畳替えの当日の動きです。