和柄の畳ヘリ【青海波文様】

畳のヘリには和柄を使ったものがあります。

青海波文様は同心円を互い違いに重ね、

同心円の一部が重なり合った

幾何文様です。

 

起源は古く人物埴輪の衣の模様に使われたり

陶器や絵巻、能装飾、小袖などに用いられてきました

現代では着物の染模様や地紋などに広く使われています。

 

波は永遠に続くことから、未来永劫の祈りが込められています。

国によっては死者の魂を見ずに葬る水葬もあることから

彼岸到達への願いを込めることもできます。

 

また、青海波は源氏物語に出てくる雅楽の演目にもあります。

 

この青海波の畳ヘリがあります。



家族円満が永遠に続く思いを込めて使うのはいかがでしょうか

習い事は簡単に上達することはなく

一歩一歩進むことで上手になります。

ということは続けることが大事ですので

武芸上達の思いを込めることもできます。

お子さんが習い事が上達するようにと

子ども部屋の畳は青海波のヘリを使うこともいいかもしれません。

 

畳ヘリを選ぶときに和柄の思いを知ってお部屋に

使ってみるのもいいかもしれません。

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