2020.07.01
畳の道具
部屋の内側は真っすぐに作るのです。
畳は真っすぐにできていると思っている方もいるかもしれません。
でも、真っすぐになっているのは片方だけなんです。
真っすぐにするために使うのが目押し定規です。。
目押し定規とは畳おもての上前を切るときに使う定規です。
上前とは畳を作るときに基準になる方向で
真っすぐであることが条件となります。
.jpg)
4.5帖の部屋を例とします。
今回は、敷き方は詳しくは書きません。
敷き方を見ると縁がついている部分で、畳同士が当たるところと
畳寄せ(壁)に当たるところがあります。
畳寄せは真っすぐでないとして畳は作ります。
なので、畳同士が当たるところは真っすぐに作ります。
その畳同士があたる縁がついている方向が「上前」です。
.jpg)
上前を真っすぐにするために、目押し定規を使います。
畳の目に合わせて、目押し定規を当てて、包丁(カッター)で
畳おもてを落とします(切ります)。
ここでズレてしまうと、上前が真っすぐになりませんので、気を使います。
真っすぐに切るだけなら、畳の目に定規を当てて切ればいいと思うかも
しれませんが、
目押し定規の幅が重要なんです。
目押し定規の幅は、9分5厘になっています。
なんで、9分5厘かというと、
ヘリをつけて1寸になるようにしてあるからなんです。
そのため、畳の目に合わせて、ヘリがついて1寸になるところを切るために
目押し定規が必要なんです。
包丁の刃が擦れるので、消耗も早いです。
畳屋としてはよく使う道具の1つです。
でも、真っすぐになっているのは片方だけなんです。
真っすぐにするために使うのが目押し定規です。。
目押し定規とは畳おもての上前を切るときに使う定規です。
上前とは畳を作るときに基準になる方向で
真っすぐであることが条件となります。
.jpg)
4.5帖の部屋を例とします。
今回は、敷き方は詳しくは書きません。
敷き方を見ると縁がついている部分で、畳同士が当たるところと
畳寄せ(壁)に当たるところがあります。
畳寄せは真っすぐでないとして畳は作ります。
なので、畳同士が当たるところは真っすぐに作ります。
その畳同士があたる縁がついている方向が「上前」です。
.jpg)
上前を真っすぐにするために、目押し定規を使います。
畳の目に合わせて、目押し定規を当てて、包丁(カッター)で
畳おもてを落とします(切ります)。
ここでズレてしまうと、上前が真っすぐになりませんので、気を使います。
真っすぐに切るだけなら、畳の目に定規を当てて切ればいいと思うかも
しれませんが、
目押し定規の幅が重要なんです。
目押し定規の幅は、9分5厘になっています。
なんで、9分5厘かというと、
ヘリをつけて1寸になるようにしてあるからなんです。
そのため、畳の目に合わせて、ヘリがついて1寸になるところを切るために
目押し定規が必要なんです。
包丁の刃が擦れるので、消耗も早いです。
畳屋としてはよく使う道具の1つです。