畳の段差の調整

畳の土台の畳どこがわらを使っているものは、長年使うことでむらが出てきます。

わらどこはわらを何層にもして縫い締めることで作られています。

新しいとこは厚みにむらはないのですが、長年使うことで、よく踏むところや、よく座ることでムラがでてきます。

わらはストロー状で中に空洞があるのですが、よくよく踏むところや、よく座るところはわらが潰されてしまったりすることで薄くなってきてしまいます。

そして、畳が隣り合う場所は畳と畳の厚みに段差が出てしまいます。

表替えをするときに畳おもてを剥がして凹んだところを補修するのですが、厚みを合わせて補修をするわけではないので段差ができてしまいます。

そんなときは畳を敷き込んでから段差の調整をします。

段差の調整は古い畳おもてを切って段差を合わせます。


段差があるところの長さに合わせてご古ゴザを1~2枚入れて段差を調整します。


段差を合わせることで、住みやすくなりますし、畳が傷みにくくなります。


本当のところは畳どこを補修して調整をしない方がいいのですが、そううまくはいきません。

でも、引き上げるときに調整がたくさん入っているときは調整が少なくなるように畳どこの補修をします。

前の畳屋さんが調整をたくさんしてくれたから、いい畳屋なのではなくて、できるだけ少なくなるように補修をしているのです。

敷き込むときに手抜きをしているのではないのです。

段差の調整をしているときにお客さんはどこが凹んでいるのかわからないといいますが、これも経験することで見つけることができるのです。

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