材料が違います

ヘリがつく畳と、へりのない畳では使う材料が違います

ヘリのつく畳の畳おもては引き目という畳おもてを使います


特徴としては一山に2本以上のたて糸が通っています。

引き目の畳おもてを使うメリットとしては、上等な畳おもてから、安価な畳おもてまで幅広くあります。

それは、現在生産されている畳おもてのほとんどが引き目おもてだからです。

なので、いぐさの質や打ち込まれる量によって値段が変わってきます。

長いいぐさをたくさん使えば高級品になりますし、短いいぐさで本数が少ないのはリーズナブルな価格になります。

ヘリのない畳は目積おもてを使います


特徴としては、一山に1本のたて糸が通っています。

ヘリなし畳を作るのに目積おもてを使うメリットとしては、山と谷が細かいので折りやすいです。

ヘリなし畳として作るにはいいのですが、畳としてはデメリットがあります。

デメリットとしては4つあります。

1つ目に高価です。

目積おもては生産量が少ないです。

国産の畳おもてのほとんどが上記の引き目おもてがほとんどです。

また、ヘリなしにするために折りしろの分の畳おもても必要なので、長いいぐさを使わないといけませんので、高くなってしまいます。

2つ目は、ほとんどが中国産です。

先ほど書いたように国産の目積おもてが少ないので、ほとんどが中国産の畳おもてです。

中国産はいぐさを折り曲げるときに割れやすいので作るにも細心の注意を払って折らなければなりません。

3つ目としては、いぐさの量が少ないということです。

上級の引き目おもてのようにぎゅうぎゅうに目が詰まっていないので、折りやすいのですが、傷むのは早いと思います。

もし、中国産のおもてであれば、傷むのも早いでしょう。

4つめとしては、日に焼けたときにきれいに焼けないと言ことです。

目積おもてのほとんどが中国産と書きましたが、中国産の目積おもては年数が経つとバーコードのように変色します。

それは、いぐさの選別が適切に行われていないからです。

なので、日焼けで濃い茶色や薄い茶色に変色しますのでバーコードのようになってしまいます。

実際としては新しい畳のときから色ムラがあるのですが、目立ちません。

国産の目積おもてであれば選別がきっちりされているのできれいに焼けます。

ヘリなし畳はモダンな和室になってとてもいいのですが、これらの理由も知っておくのも必要です。

そのため、ヘリなし畳は和紙おもてのダイケンや、ナイロン表のセキスがよかったりもします。

色も種類があって選ぶことができますしね。

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