新聞紙を敷いてもいいのか

敷き込んでいる畳を上げると、新聞紙が敷き込んでいることがよくあります。

前回の畳替えの時に敷いたと思うので、かなり前の新聞が敷いてあります。

10年位前なんてそれほど驚きませんが、30年位前の新聞紙となると気になって見てしまいますね。

気にはなるんですけど、作業を進めなければなりませんので、さっさと片づけます。

それで、次に新しくした畳を敷き込むときに、改めて新聞紙を敷いた方がいいのか、よく聞かれます。

答えとしては”敷かない方がいい”です

新聞紙には虫除けの効果があると思われていると思いますが、今の新聞紙のインクには虫除けの効果はありません

昔のインクには虫除けの効果があったらしいですが本当かどうかわかりません。

なので、敷く意味はありません。

次は新聞紙を、湿気をとるために敷くというのもあります。

しかし、新聞紙を敷くことで余計に湿気を呼び込んでしまうという話しもありますので、敷かない方がいいですよね。

次に、ゴミの片づけが楽になるということです。

これは、新聞紙をまとめることで掃除が楽になりますので、意味があります。

あと、昔の家は床板に隙間があるので、床下から風が入ってきて寒いというのを防ぐためには効果があると思います。

ただ、夏場に湿気が抜けずにカビが生えやすくなるかもしれませんので、お気をつけください。

結論としては、虫除け、湿気取りの効果はなくて、ゴミの片づけ、保温には効果ありです。

なので、畳の下に新聞紙を敷くのならば、畳専用の防虫、防湿のための紙を敷くことをおすすめします。


当店がおすすめしているのはホウ酸塩を使った防虫・防湿紙です。

効果が長く続きますし、薬品を使っていないので人体に影響もありません。

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