畳は年数が経つと違いがわかる

畳の表替えをしようと思ったときに畳おもてにはいろんな種類があって値段が違うことにビックリされる方がいます。

いぐさは田んぼで生育しているので、どうしても長さにばらつきがでます。

その長さによって仕分けをしていきます。

長いいぐさから抜いていくのですが、長いいぐさはどうしても少なくなってしまいます。

このことについてはこちらのブログをご覧ください。
https://tokitomo-tatami.jp/blog/detail.php?cd=286


次はいぐさの量にも差が出てきます。

これはたて糸の違いによっていぐさの打ち込み量が変わってくるので変わってきます。

このことについてはこちらのブログをご覧ください。
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さて、今回お伝えしたいのは、年数が経ったときに違いが出てくるということです。

値段の高い畳おもては長いいぐさを使い、量もたくさん入っています。

ある一定の値段になるとこれに関しては違いが出てこないのですが、その中でも価格差が出てくるのは、選別にあります。

長いいぐさの中で、いいものを作るためにいぐさを選別します。

その中で厳しい選別の中で選び抜かれたいぐさで織られた畳は素晴らしいです。

では、その選別の違いによって何が違うのかというと、年数が経つことによって違いがでてきます。

当店の7700円のたて糸が綿糸が2本の畳おもては写真ではわかりにくいかもしれませんが、筋がでてきます。


これは、古い株の太く色の濃いいぐさと、新しい株の細いいぐさが混じることで色のばらつきがでてきます。

それに比べて、当店の14300円のたて糸に麻と綿の畳おもては長いいぐさを使うことによっていぐさの色のばらつきは少なくなります。


当店の19800円の畳おもてと写真を見る限りではそれほど差がないように見えますが、実物を見ると筋が見られたり、ヘリ際の粗さが違ってきます。


写真の畳は表替えをして1年ちょっとしか経っていないのでそれほど差がでていませんが、5年、10年と経つともっと差が出てくると思います。

畳替えをして10年以上使われる方がほとんどだと思いますので、5年先10年先にきれいな色になる畳おもてを選んでもいいのではないかと思います。
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