畳の中はみえないから

傷んだ畳をきれいにするとなると、表面の畳おもてだけを替える表替えが

土台の畳どこから替える、新調となります。

表替えだけなら畳おもてをどんなものにするかを選ぶだけなんですが

新調となるとさらに畳どこも選ばないとなりません。

 

ここで大事なのが畳どこは見えないことなんです。

見えないのでどんな畳どこを使ったかわからないのです。

畳屋によってどんな畳どこを使うのか全然違います。

 

わらなのか、建材ボードと発泡フォームを使った畳どこにするかになります。

わらの場合は違いがわかりますが、

建材ボードを発泡フォームを使った畳どこの場合が問題です。

 

建材ボードと発泡フォームの割合がどうなっているのか

発泡フォームはよく踏んだりするところはよく凹んだりするので

発泡フォームの割合が多いと耐久性はやや低くなります。

 

多くあるのが2層になっている畳どこです。

15㎜のボードに35mmのフォームです。


ちょっといいものは10mmのボードを2枚入れます。

耐久性が上がりますし、ちょっと重くなることで安定感が出ます。

 

3層にするともう少ししっかりします。

15mmボードと10mmボードでフォームをサンドします。

 

すべてをボードにすることもできます。

弱いフォームがないので耐久性がよさそうですが、ゆかによっては

早く弱ってしまうこともあります。

 

次に大事なのが、畳どこの表面をどうするのか。

ボードのままにするのか、クッション材を入れるのかです。

2層の場合はなにも入れない畳屋さんが多いように思います。

表替えをするときに感じます。

何も入れないと、畳は柔らかいイメージがありますが

とても硬いで。

また、畳おもてと擦れることで、ボードが削れます。

 

私はそんなのが嫌なので

畳どこの上に2mmと薄いですがクッション材を入れます。

たった2mmですが、足触りが違ってきます。

畳を新調するときはしっかりどんな畳どこを使うのか確認をした方がいいと思います。

畳屋さんの差も出ると思います。

 

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