見えないところだからこそ重要なんです。

家に住んでいる人が畳の中を見ることはなかなかありません。

畳というのは主に3つの部材でできています。

畳の土台となる畳どこ

畳の表面の畳おもて

畳の淵についている畳ヘリです。

畳おもてと畳ヘリは見えていますが、畳どこはふだん見ることはありません。

畳の仕事で多いのは畳の表面を張り替える「表替え」です。

その時に畳ヘリも交換します。

でも、畳どこはそのまま使います。

畳どこの認識として畳はわらが使えわれていると思っている方がいるかもしれませんが、最近の畳はわらを使うことは減りました。

多くは建材ボードといって木の繊維を固めたものと、発泡フォームの組み合わせでできています。

そこで重要なのが、建材ボードがどれくらい使われているのかということです。

フォームはよく踏んだりよく座るところは痩せてきてしまいます。

するととても住み心地が悪くなります。

それで、今回畳を上げてビックリしたのが、まず持った時にあまりも軽いなと思ったのです。

表替えをするのに畳おもてをめくって畳どこを見てみると建材ボードの部分がちょっと薄いなと思いました。

測ってみると10mmしかないんです。

安い畳を作るにしても15mmの建材ボードを使います。

10mmだと始めはいいでしょうが、耐久性は落ちると思います。

畳どこは見えないところなので、お客さんをごまかそうと思えばできるところです。

でも、うそをつくような仕事をしたくはないですね。

畳は表替えをしながら長く使えます。

畳どこはそのためには重要なのです。

これでは、次が表替えができるのかわかりません。

初めは安くできるかもしれませんが、次に高くつくことがありますので、お気を付けください。

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