中国産をおすすめしない理由

畳といえば日本の文化なので畳おもて、すなわちいぐさは日本で作られていると思われている顔しれません。

もちろん日本でも生産されていますが、生産せれる地域も縮小してきています。

それで、国内で流通している畳おもての90%は中国産と言われています。

もちろん中国産の方が安いです。

でも、当店では国内産のいぐさで織られた畳おもてをおすすめしています。

 

1つにいぐさに着色をしているかもしれないということです。

畳おもてをティッシュを水で濡らして拭いてみると

中国産は緑っぽい色がつきます。


ちょっとしかついていないように思われるかもしれませんが、泥落としの加工がされているので、少ししかつきません。

でも、緑色がついてしまいます。

国内の、熊本産の畳おもてを同じように濡れたティッシュで拭いてみます。

中国産より色が濃くついていますが、茶色っぽい色がつきます。


量が多いのは、泥落としの加工がされていないからです。

岩を砕いた染泥で、いぐさを染めているので緑色はつきません。

 

2つ目に乾燥がきつくされているということです。

中国から畳おもてになってコンテナに詰めて船で運ばれてきます。

すると、少しでも軽い方がいいわけです。

そうすると、多めに乾燥をさせて軽くするんですよね。

なので、中国産の畳おもてはパサパサしているように感じます。

畳おもてのヒゲの部分は国内産より折れやすいです。

ということは耐久性は低いのかなと思います。

 

3つ目は、カビなどの加工がされていることです。

これも運ぶときに、コンテナの中は時期によっては蒸し暑くなります。

すると、カビが生えたりしてしまいますので、カビが生えないように加工がされていたりします。

なので、中国産おもてにはなんとなく薬剤っぽい匂いがすることがあります。

これは毎日扱っている畳屋だからわかることだと思います。

 

これらの理由で当店では国内産のいぐさで織られた畳おもてをおすすめしています。

でも、畳にしてしまうと国内産も中国産も見分けがつかなくなってしまいます。

自分の家には国内産の畳おもてを使いたいと思う方はしっかり確認をしてくださいね
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