畳の下から昭和の新聞紙~尼崎
畳がもうすっかり茶色くなってきて、傷んできたので畳の表替えを決意しました
もう何年も前から傷んでいるのはわかっていたんですけど、騙しだまし使えるもんなんですよね、畳って
でも、やっと重い腰が上がって畳をきれいにすることになりました
畳を上げてみると下からは古い畳が出てきました。
昭和58年の数字が見えました。
もう40年前の新聞です
どんな記事が載っているのか、どんな広告があったのか気になってしまいます
でも、表替えの作業をしないといけませんので、読んでいる暇はありません。
新聞も色が変わるほどですし、新聞の上にはホコリや砂がいっぱいです
でも、新聞が敷いてあるので新聞を丸めることで掃除の大半ができるのでちょっと楽にできます
そして、表替えをすることで畳の色は緑になりました
見違えるほどきれいな部屋になりました
畳がきれいになることで、部屋がとっても明るくなります
それで、畳を表替えすることで新しい畳の香りが心地いいんですよね
これは、新しい間しか味わえませんからね
使った畳おもては当店の畳機嫌(じょうきげん)を使いました
この畳おもてはいぐさの打ち込み量はやや少ないですが、比較的長めのいぐさを使っているのできれいな畳おもてです
表替え1帖9000円です(令和5年9月)
お客さんもとっても喜んでいただけました
年齢のこともあり、きれいにはしたけどあまり予算はかけられないとうことで選んでいただいた畳おもてです
でも、とっても明るい部屋になり気持ちよくなりました
「これで、まだまだ元気にすごせるわ」
って、言っていただけました