表替えの値段の違いって何が違う?

電話などで表替えの値段を聞かれますが、表替えと言っても使う材料で値段は変わります

では、安い表替えと、高い表替えでは何が違うのか!

もちろん使う材料が違ってきます

表替えとは、畳の表面のゴザの部分をきれいに張り替えることを言います

ゴザの部分は畳おもてと呼びますがこの畳おもての質が値段を大きく左右します

見分け方は色々ありますが、ここでは見た目でわかるところ説明します

畳おもての材料は、いぐさです

このいぐさは田んぼで育てます

そして、株分をしながら育っていきます

なので、古い株と新しい株のいぐさができます

古い株はいぐさが太く色が濃くなります

新しい株は反対にいぐさが細く色が薄めです

なので、同じ株を使うと太さも色も揃うわけです

いぐさは長さで選別をするんですが、一番長いいぐさを選ぶと大体同じ株になるので

太さも色も揃った畳おもてになります

これは一番抜きの畳おもてでとても高級になります

2番目に選ばれたいぐさは近い株のいぐさになるので、太さも色も大きく違いは出ません

これが、2番抜きの畳おもてになります

この次の3番抜きくらいが一般的に使われる畳おもてです

この次の4番抜き、5番抜きになってくると畳おもてはどうなるのか!

長いいぐさを使うということはいぐさの真ん中のいいところを使うことができるんです

では、短い井草を使うということはいぐさの先も根っこも使うということです

先は細くて弱いですし、焼けていることもあるので、色は茶色っぽくなっています

根っこは水に浸かっていたり、日に当たらないので白っぽいです

どれくらい違うのかというと

上の写真のように違います

で短いいぐさで作った畳を敷き込むとどうなるのか!

このようにヘリ際が黄色くなります

時間が経って、全体的に色が黄色くなってくるとわからなくなってくるとは思いますが、、、

では、長いいぐさの畳で表替えをした場合はどうなるのか

ヘリ際まで緑色ですよね

表替えの値段は畳おもての質によって大きく変わってくるということです

なので、長いいぐさの畳おもてを使えばいいのかとなりますが、値段も高くなりますので

バランスをお考えになって畳おもてを選んでもらえればと思います

 

 

 

 

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