畳の見分け方〜たて糸を見る

畳を新しくするときに、気になるのがいくら費用がかかるかだと思います

畳といっても色々あるので、表替え6帖だけどいくらと聞かれてもすぐに答えられないんです

それは、畳おもてに色々なランクがあるからなんです

そのランクの見分け方の1つにたて糸の違いがあります

畳おもては織物ですので、たて糸があるんです

畳おもてはこのように織ってます

このたて糸を見ることで畳のランクがわかる1つの目安になります

たて糸には大きく分けて2種類あります

麻糸と綿糸です

特徴としては、麻糸は太くて丈夫です

綿糸は細くて弱いです

たて糸の使い方としてはランクの下から

綿糸1本 → 綿糸2本 →  麻糸1本 →  麻糸+綿糸 →  麻糸2本

 

糸引き

綿×綿

麻×綿

とあります

たて糸の違いによって使ういぐさも変わってきますし、量も変わってきます

たて糸によって、畳の凸凹も変わってくるんです

麻糸は太いので凹凸がはっきりですので、なでなでしていると気持ちいいんですよね

麻糸を使っている畳おもてはいぐさを多く使っているので目も詰まっているのもありますね

じゃあ、綿糸でもたくさんのいぐさを打ち込めばいいんじゃないとなるんですが、綿糸でいぐさを多く打ち込むといぐさの太いところが揃う真ん中が締まらないの畳おもてがイ筋が揃わなくなるんです

この辺りは実際に見てもらわないと難しいところですね

ここでは畳おもてのたて糸には種類があることだけ覚えてもらえたら大丈夫です!!

 

 

 

 

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