畳の敷き方

畳の敷き方にはルールがあるんです
6帖だから畳を6枚並べているわけではないんです
テレビで畳の場面、特にアニメを見ていると敷き方が適当だったりします
畳にはちゃんとしたルールがあるんです
写真を見てもらうと、そうそうこんな敷き方と思ってもらえると思います
基本的にはヘリが四方に交わらないように敷くのが基本的です
そして、敷く場所が決まっています
壁際は真っ直ぐとは限りませんからね
敷く場所で名前も決まっています
畳の裏を見ると敷く場所の名称が書いてあります
敷く場所が書いていないと作って敷く時にわからなくなってしまいますからね
真ん中は「中」です
中の隣で壁際が「川」になります
中に対して、直角になるのが「枕」です
枕は敷くむきが縦横反対になるので、畳の色が違って見えます
そして、畳の長い方を2枚合わせて壁に当てて固定させるのが「丈」です
丈は右が「元(もと)」、左が「先(さき)」と呼びます
あとは敷く方角などで場所を書いておきます
これで、もし畳をあげてしまっても、裏を見ると敷く場所を見つけることができます