畳は干した方がいいの?

お客さんから質問をもらいました。

それは畳は干したほうがいいの?って言うことです。


どうして畳を干した方がいいのか気になったのかを聞いてみると、隣の家の人が毎年畳を干しているらしいんです。

だから自分の家の畳も干したほうがいいのかなぁと思うんですけど、とっても面倒なのでやってないそうなんです。

それで畳屋さんに聞いてみようとなって質問を貰いました


私の答えとしては、畳は干さなくても大丈夫です。

それはなんでかと言うと、畳を干しても表面が熱くなるだけで、干す効果はあまりないということです。

畳を干す意味ってたぶんダニやカビの予防だと思うんです。

でも畳を天日干ししても、表面が熱くなるだけで、真ん中まで熱くなる事はありません。

と言う事は、ダニは表面の暑さから逃げるために中へ逃げていくだけなんです。

だからダニを退治させるためには、畳の中心まで50度くらいにする必要があるんです。

畳の中心を50度にするためには畳を専用の乾燥機に入れるしかできないんです。

それに、畳は直射日光に当てるとすぐに色が変わってしまうんです。

それに、畳おもてを乾燥させると痛みも早くなってしまいます。

だから畳を干さなくても大丈夫ですよとお伝えしました。


それでもダニやカビが気になるんであれば、畳の表替えをする前に乾燥機に入れることがいいんです。

もし気になったらご相談ください

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